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教員組合が変形労働時間制に反対
2021-02-18
夏休みなどに教員が休日をまとめて取れるようにする「変形労働時間制」が
導入可能となる条例案を山口県の2月県議会に提案されていることについて、
教員組合などが反対の声を上げた。
1年単位の「変形労働時間制」の条例化に反対の声明を出したのは山口県
高等学校教員組合など。
県教育委員会では国の方針に基づき公立学校の教員が繁忙期に労働時間を
延長する代わりに夏休みなどにまとめて休日を取れるようにする1年単位の
「変形労働時間制」の条例化を進めていて、2月県議会に条例案が提案され
ている。
組合はこの制度が導入されれば勤務管理を行う管理職の負担が増えるほか、
授業や学校行事にも影響が出ることが心配され、教職員の数を増やすなど
労働環境の抜本的な改善が必要と訴えている。
声明を受け県教育委員会は「これまで学校長や市と町の教育委員会から
意見を聞いて検討を進めてきた。働き方の1つとして選択できるよう準備を
行っている」とコメントしている。
[KRY山口放送からの引用]