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ブラック組織は倫理的に悪いだけでなく絶望的に非効率

ブラック組織は倫理的に悪いだけでなく絶望的に非効率

2021-03-03

3月2日、Newsweekで、在米作家でジャーナリストの冷泉彰彦氏による寄稿文章を拝見しました。
冷泉氏は「ブラック組織は倫理的に悪いだけでなく絶望的に非効率だと」言っています。

コロナの影響で収益が減る中、企業が負担する社会保険料が重荷になっています。
このため、賃金を安く見せて等級(保険料)を過少申告する事は出来ないかとの相談を受けますが、答えはもちろん「ダメ」です。
等級(保険料)を過少申告する行為は「改ざん」になります。

書類の改ざんは一つだけやればいいのではなく、多くの場合は書類相互に矛盾のないように実務に詳しい人が多岐にわたった
改ざんをしなくてはなりません。
たとえば、慢性的な不正経理を解消できない企業の場合は、決算のたびに露見しないように膨大な作業を繰り返しているはずです。
また、労働基準法を守っていない企業の場合は、労基署の臨検に備えて架空の書類を作ったりして多くの追加の作業を抱えていることが
あり、結果的に業務量が増えて事務方の負荷は大変なことになります・・・と冷泉氏は説いています。

年金の等級(保険料)過少申告した場合、追加作業の増加だけでなく社員が将来もらえる年金額が安くなってしまう事も想定されます。
また、等級を操作している事が社内で露呈すれば、最悪の事態に発展する事もあるのです。
この場合、労使間の信頼関係は必ず崩壊。場合によっては事業継続も困難になるでしょう。非効率どころの騒ぎではありません。

社会保険料も税も賃金も、企業にとっては安い方が良いでしょう。
しかし、ブラック組織のほとんどは、必ず淘汰される運命にあることを忘れてはならないと思います。

Category:コンプライアンス関連,ブログ

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