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コロナ理由に解雇は無効 タクシー会社の元運転手が労働審判申し立て
2021-03-17
仙台市宮城野区のタクシー会社が、コロナによる業績悪化を理由に、従業員を解雇したのは無効
だとして、元タクシー運転手の男性4人が賃金の支払いなどを求め、仙台地裁に労働審判を申し
立てた。
訴えによると、コロナの影響で売り上げが低迷し、従来からの赤字が拡大することなどを理由に
去年10月、従業員に対し廃業する方針を説明。その後、およそ40人が解雇や退職届を出した。
運転手側は解雇を回避する措置を怠るなど、人員削減の必要性は認められないとして、タクシー
会社に対し、賃金の支払いなどを求め、仙台地裁に労働審判を申し立てた。
運転手の男性は「会社も大変かもしれないが、従業員も大変なんだ。なんで雇用調整助成金を
受けなかったのか、その理由が知りたい」と言っている。
鹿島タクシーは、現在、タクシー事業は廃業していて、会社の代理人は仙台放送の取材に対し、
「現段階で特にコメントはない」としてる。
[ 仙台放送 からの引用 ]
Category:NEWS,コンプライアンス関連,雇用関連