.jpg)
兵庫県 商店街の元理事長 初公判で横領・詐欺認める
2021-03-17
神戸市の商店街の振興組合で、元理事長が組合の口座から多額の現金を着服するなどして逮捕・
起訴された事件で、ほかにも自治体からの助成金およそ2,400万円をだまし取っていたなどとして、
追送検された。警察によると被害の総額はおよそ3,800万円に上る。
神戸市東灘区の岡本商店街振興組合の元理事長(60)は、商店街の口座から30万円を着服した
として、2020年10月に逮捕された。
ほかにもおよそ540万円を着服するなどしたとして、ことし1月までに3回逮捕され、いずれも
起訴されてる。
その後、2018年までの4年間に、県や市の助成金およそ2,400万円を、商店街の口座からおよそ
410万円を、だまし取ったり着服したりしていた疑いが強まったとして、警察は松田元理事長を
追送検し、一連の事件の捜査を終えた。
調べに対して元理事長は「振興組合の活動で本業に専念できず、売り上げが落ちたので家賃や
生活費にあてた」と供述し、容疑を認めているということだったが、神戸地裁で開かれた
初公判では「商店街や組合の発展によかれと思ってやったが結果的に裏金作りになった。
地域の方々、組合の方々に大変な迷惑をかけ心からおわびする」と述べている。
[ NHK・サンテレビ からの引用 ]
Category:NEWS,コンプライアンス関連,助成金・給付金・補助金 関連