
菅首相 最低賃金 全国平均1,000円早期に目指す
2021-03-24
菅義偉首相は、経済財政諮問会議で賃上げの勢いを中小企業にも広げ、「非正規労働者の処遇改善といった
構造的課題にも答えを出すため、最低賃金をより早期に全国平均1,000円とすることを目指す」と強調した。
今夏にも取りまとめる骨太の方針策定時までに議論する。
また、菅首相は「東京と地方の人の流れが23年ぶりに、7ヶ月連続で転出超過となった。
このような動きを加速し日本全体を活性化し、大企業の人材を地方の中小企業に派遣するために、政府の
ファンドを通じて金融機関や商社などから、早期に1万人規模の人材をリストアップする」と述べた。
人材を自治体に派遣し、地元の企業を支援する仕組みも始めるという。
[ ロイター からの引用 ]