職場でマスクを着けなかったことを理由に雇用を打ち切られたのは違法だとして、40代の男性がKDDIの子会社を訴える裁判を起こした。

訴えによると、KDDI子会社の契約社員だった男性（40代）は、コールセンターで働いていたが、顔などにアトピー性の皮膚炎があり、炎症が悪化した経験から、職場でマスクをつけていなかった。
医師の診断書を会社に提出しフェイスシールドの着用などを会社に提案したが、会社側は「マスクを着けないことは就業規則に違反する」として、今年2月に男性の雇用を打ち切った。

男性は「マスクの着用に固執して雇用を打ち切るのは違法だ」として、会社に対し雇い止めの無効などを求めている。
これに対して会社側は、「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。

[ 関西テレビ からの引用 ]