
新卒1年未満で転職した理由ランキング
2021-04-07
求人情報サイトなどを運営するビズヒッツが、新卒1年未満で転職した人への調査を行った。
調査は3月11~25日、インターネット上で実施され、381人からの回答を得た。
◆ 新卒1年未満で転職した理由の
1位:人間関係が悪い(119人)
2位:長時間労働・休日への不満(86人)
3位:仕事内容が合わない(66人)
4位:求人内容と現実が違う(31人)
5位:給与が低い(26人)
「人間関係が悪い」と回答した人からは、「他の部署の部長に、飲み会の時にセクハラされた」「教育係の1年上の先輩が、他の方が見ていないところで無視を続けてきた」「配属先の上司とそりが合わず、なじめなかったため」といった声が寄せられた。「研修で罵倒され、翌日に辞めた」という人もいたという。
「長時間労働・休日への不満」と回答した人からは、「1日中立ちっぱなしで、ご飯を食べる時間も休みもなかった」や「残業が100時間超で休日出勤もあった」といったように、過酷な勤務が早期の退職につながったとの指摘があった。「残業の多さ」と「残業代の未払い」がセットになっている回答も目立ったという。
◆ 転職について相談した相手
1位:家族・親戚(179人)
2位:誰にも相談していない(142人)
3位:友人・恋人(77人)
4位:同期・同僚(41人)
「上司」(17人)や「先輩」(13人)という回答は少数派だった。卒業した学校の教員や就職課の職員に相談した人もいたという。
「新卒1年未満で転職してよかったか」との質問には9割以上の人が「よかった」と回答。
具体的な理由としては、「転職先は自分が携わりたいと思っていた職種だったから」「第二新卒で大手企業に転職できたので」「ストレスがなくなったので、体調が復活したため」といった回答が寄せられた。
一方、転職して後悔した人はその理由として「転職先で給料は上がったが、人間関係が更に複雑になり辛かった。前職で我慢が足りなかったと後悔」や「転職活動時に退職理由を聞かれることが多く、忍耐力がないという印象を持たれる」などを挙げた。
[ ITmedia ビジネスオンライン からの引用 ]
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