
令和4年度の現物給与の価格改定が発表されました。
2022-03-10
令和4年度の現物給与の価格改定について厚生労働省よりリーフレットが発表されました。
こちらによりますと大阪府では以下のようになっています。(単位:円)
- 1人1月当たりの食事の額: 22,200
- 1人1日当たりの食事の額: 740
- 1人1日当たりの朝食のみの額: 190
- 1人1日当たりの昼食のみの額: 260
- 1人1日当たりの夕食のみの額: 290
- 1人1月当たりの住宅の利益の額: 1780
出典:現物給与の価額改定について(令和4年度)[PDF形式:168KB]
現物給与とは
労働の対償として通貨(現金)以外の形で支給されるものを現物給与といいます。労働基準法により通常、給与は現金で支払われますが労働協約等に別段定めがある場合現物による支給も認められています。
具体的には以下などが挙げられます。
- 食事、食事代補助(社員食堂等)
- 通勤定期券
- 自社製品、サービス
- 家賃補助、社宅
- 通信機器の譲渡
これらもその価値を通貨に直して健康保険料や厚生年金保険料の算定に用いる標準報酬月額に合算しなくてはなりません。食事や住宅に関しては厚生労働大臣がその価格を定めて公表しています。