賃金関係の問題が最多
私共は、中小零細企業様向けに労務関係のコンサルの仕事をやってますが、従業員数が20名を超える企業さんでも、管理状態を拝見すると労働法違反となっている事は珍しい事ではありません。むしろ多いくらいです。
中でも最も多いのが賃金関係です。（残業代の不足や未払など）
問題の90％近くがこの件です。 そして、その原因の多くは、計算方法や認識の誤りによるものです。
アプリを過信するなかれ
最近は、労務管理アプリなど市販で優秀なものがあり、労務管理者さんを支援しています。
でもアレは、初期設定が完璧な場合だけ有益に機能するもんです。
前提条件が誤っていた場合は、驚くほど正確に間違えた計算結果を表示します。
お客様は「高額サブスクのアプリだから」「最新のバージョンだから」と、すっかりご安心です。
でもちょっとまってください。
高額なサブスクで配信される映画は、どれももれなく最高の作品？ （意外に最高？）
最新バージョンのスマホで撮影したなら、57歳のブ男(私)が若くて透明感のある美男子撮影される？（1000年先も無理）
そうなんです。
管理業務を任せるアプリを上手く使うには、正確で細かな初期設定が出来る知識が必要なのです。
そして、アプリそのものの使い方も熟知していないとダメ。
早い話が「説明書読むため、先にお勉強する必要がある」のです。
何でもそうですが、使い方がわからないのに、無理から使うと結果は惨めなもんです。
ただ、私は労務管理のアプリを批判しているのではありません。
「良く出来過ぎていて、素人は簡単に設定が出来ない」と個人的に思っているダケです。
実は、私共はアプリの使用方法を詳しく存じません。
でも、労務のからくりや仕組みは、良く知ってます。 より良い管理方法も知ってます。
事業開始から13年。
労働者3,000人以上(助成金獲得だけでも10億円超のご支援実績)のコンサル経験は、絶対にご損をさせません。
